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アサリ貝の天敵、ツメタ貝の卵塊回収作業

令和7年5月13日(金)・晴れ
ここ有明海緑川河口で採れる天然アサリの天敵は?
そうです。ツメタ貝という巻き貝です。
今日は3組合の採貝漁業者でツメタ貝の卵塊を回収しました。
この卵塊は、その形から俗に「砂じゃわん」と呼ばれており、1つの卵塊には3~5万個の卵が含まれています。この作業は平成6年から毎年実施しており、今日は熊本市の川口漁協88名、海路口漁協35名、宇土市の住吉漁協40名が参加して作業を行いました。
KKTからも取材に来られて、多くの皆様にこの作業の大切さが分かったと思います。アサリの資源を守るためにも、引き続き駆除を続けていきます。











水草掻き出し作業

8月30日~  水草掻き出し作業を開始しました。
近年は、特定外来生物に指定され「最悪の侵略的植物」と言われる「ナガエツルノケイトウ」が多く確認されています。繁殖力が強く除去作業は困難。地中深くまで根が伸びているので、漁船で引っ張って掻き出すしか方法がありません。

「ナガエツルノケイトウ」は南米原産の多年草、池などに繁殖する水草だが、陸上でも根を張り繁殖地を広げるそうです。

緑川河口へ流入する二級河川「天明新川」では、夏にかけて水草が繁殖し、その水草が海へ流出すると、海面での漁業への支障と漁業環境の悪化を招きます。天明新川水草対策協議会では、河川内の水草を除去する作業を行っています。

天明新川水草対策協議会(会長:藤森隆美、行政機関、隣接5漁協、農業団体などと昭和52年に設立)













R3 ツベタ清掃事業

 内村さんが!! メディアデビューー!! しました。

5月27日 くもり ツベタ卵塊回収事業 平成6年から毎年実施しています。


5月27日 18時15分放送のKABテレビ「くまパワ!」
















3月7日 金峰山植樹について

川口漁協の内村です。

3月7日(日)に金峰山へ山登り、、、いえ違います(汗)

植樹活動へ参加してきました。

この活動は『NPO21くまもと金峰・有明環境会議』が20年前より

金峰山や有明海の環境保全に取り組んで行っている事業です。

今年は約330人が参加されて苗木を1,500本植樹しました。

この植樹は海の環境保全の為に今後も継続していかなければならない大事な活動です。

今回は20周年記念という事で、木製の名前入り看板も作成されていて

藤森組合長と竹崎県議とのツーショットも眩しかったです。







ツメタ貝の卵塊を回収

5月24日(日)・晴れ ツメタ貝の卵塊を回収に行きました。

ツメタ貝はアサリの天敵!!
熊本県水産研究センターの飼育実験によると1日当たりの捕食数は最大で2個といわれています。ツメタ貝の産卵期のピークは春で、この時期には干潟上に多くの卵塊が見られます。この卵塊は、その形から俗に「砂じゃわん」と呼ばれており、1つの卵塊には3~5万個の卵が含まれています。
ツメタ貝対策は直接駆除する以外はなく、アサリ操業時に混獲したツメタ貝は陸上に持ち上がり、「砂じゃわん」はこの時期に徒歩にて回収作業を行います。
この作業は平成6年から毎年実施しており、今回は、熊本市の海路口漁協45名、川口漁協85名、宇土市の住吉漁協65名が参加し、回収作業が行われました。

熊本日日新聞社の新人記者も特別参加!!
藤森組合長はニコニコしながら話をされていました。
コメント「アサリは年々減っているが、天敵のツメタ貝は減らない。今後も駆除を続けたい。」