「おいしい本ハマグリ」くまもとの宝 試食会、東京御殿山ガーデンレストランにて開催



2月10日(火)19:00~

豊かな大地と海 清らかな水が生んだ くまもとの宝 試食会が、東京御殿山ガーデンレストランにて盛大に開催されました。

藤森組合長は、「おいしい本ハマグリ」のプレゼンテーションとして参加されました。

川口では、はるか昔から当たり前に採られてきましたが、多くの消費者にはあまり知られていません。









 



ハマグリといえば、古くから平安時代の貴族の女性が遊んだ貝合わせのように、日本人とは縁の深い水産物の一つです。

その貝合わせや縄文時代の貝塚からも本ハマグリが出土しており、古来より日本人が食べてきたハマグリは、現在も当組合で採れている「本ハマグリ」と同じものであることがDNA鑑定で確認されています。

日本で売られている国産ハマグリの多くの品種はチョウセンハマグリであり、量は2%と少ないものの、この「本ハマグリ」は特に味がふくよかで美味しいことが特長です。



藤森組合長プレゼンテーションの一場面です。

蒲島熊本県知事の挨拶から試食会が始まりましたが、知事の挨拶内容に、農産物の話はありましたが海産物の話が全く無かったことに端を発し、藤森組合長は知事をステージに呼びつけ!!・・「熊本には海産物もありますよ。」と、独特のユーモアを交えながらハマグリを含め海産物のアピールをされ、蒲島知事は苦笑い、会場は笑いの渦に巻き込まれたことはご想像のとおりです。

結果・・・試食品の中でハマグリが一番最初になくなりました。



翌日から3日間、東京ビッグサイドにて商談会が行われ、熊本県漁連の太田部長、吉田屋海苔の吉田専務、県広報課の那須さんらは、熱心に県産素材をPRされました。

偶然、当組合にハマグリ取材に来られた俳優の藤岡弘さんも会場に遊びに来られていたので、吉田専務は「川口産本ハマグリがありますよ」と、言葉巧みに熊本県エリヤに誘い込み、宣伝効果をアップさせていました。

もちろん、藤岡弘さんは「本当に川口の本ハマグリは美味しいよね」って言って、焼ハマグリをパクパク食されていました。
 





 

3共有組合漁民大会(平成20年11月7日開催)等での対策協議結果公示


○組合員各位 公示 (ハマグリ区域)


ハマグリ漁業に係る有共第14号・17号第1種共同漁業権行使規則第10条(漁業の方法等の制限)の規定に基づき、下記のとおり決定したので公示する。

平成21年2月14日
川口漁業協同組合
代表理事組合長 藤森 隆美



1. 理 由

 アサリ・ハマグリ漁業は、第1種共同漁業権に基づき有共第14号・17号第1種共同漁業権行使規則により組合員が行使している。その漁業権行使規則第10条で、水産動植物の繁殖保護、また漁業調整上必要がある場合は、漁業の方法等を制限することができる。
 アサリ資源の減少に伴い、ハマグリ漁業を行ってからアサリ漁業を行うというように、このままではハマグリ資源もアサリ資源と同様に減少する恐れがある。
3共有組合漁民大会(平成20年11月7日開催)等で対策を協議した結果、繁殖保護、また漁業調整上必要があると認められたので次のとおり定める。


2. 決定事項

1)ハマグリ漁獲サイズの制限について
 拡幅6.2分(18.6ミリメートル)以上とし、組合指定の6.2分ユリ目を使用
し選別をおこない出荷する。規格より小さいハマグリは再放流し、持ち帰り
及び販売は禁止する。・・・・実施時期 平成21年4月1日から

2)ハマグリ操業のみの区域設定について
次の区域は、ハマグリ操業のみの区域として設定し、使用するヨイショの目
合は6.2分(18.6ミリメートル)以上とする。
・・・・実施時期 平成21年4月1日から
なお、低価格及び産卵期等で資源管理・繁殖保護等の必要がある場合は、3共有組合協議の上、この区域に限り期間を定めて操業を取りやめる場合もある。





○共同漁業権行使規則の違反者に対する措置
  理事会の承認を得て、当該漁業の行使を15日間停止すると共に出港を停止する。