ツベタ清掃事業を実施しました。

3組合合同(海路口・川口・住吉)ボランティアによる清掃作業です。
6月15日(火)午後15時・荷揚げ場集合

天気が心配されましたが、荷揚げ場へぞくぞくと漁師さん達が集まりました。
川口漁協採貝者だけでも約150人以上の人数が集まり、採貝漁場のツベタ清掃作業へ出られました。










15時15分頃に現場へ到着しましたが、まだ潮が引いていないため、しばらく待つことにしました。



潮が膝元まで引いたので、漁師さんは東と西に分かれてツベタ貝の卵(スナジャワン)を回収に行きます。





職員・・・結構いますか?
漁師・・・歩くたびに卵があるから、びっくりする。この卵一枚でかなりの
数のツベタ貝が産まれると思うとゾッとする。
今後の為にも毎年取りに来た方がいいね。
職員・・・そうですね。頑張って下さい。

※ ちなみに卵のupです。中心部ドーナツ型の崩れた様な物が卵です。
この卵塊1枚で、1万個から3万6千個の卵といわれております。



藤森組合長も大量に卵を取られていました。お疲れ様です。




漁師さん達も頑張って取られていました。




約2時間30分の作業が終了して、荷揚げ場へツベタ貝の卵の入ったネットを
回収いたしました。
その数なんと、3~4トン!
写真にもおさまらないくらい、大量の卵がとれていました。





これは、職員が取った分のup↓結構頑張りました。








漁師・・・まだまだ取りきれないぐらい卵があるよ。
職員・・・確かに、今日見ただけでも相当多いようですね。お疲れ様でした。


参考
この写真は、ツベタ貝がハマグリを食べている写真です。食べられたハマグリには小さな穴が開いております。





ナルトビエイ駆除事業を開始しました。

本年度も例年どおり開始しました。
近年、ナルトビエイの個体数が増大し、アサリやタイラギ等の二枚貝類への食害、網への入網による刺し網の損傷等、操業への悪影響化が進んでいます。
有明海では、有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律(平成14年法律第120号)に基づき、二枚貝類の増殖に努めていますが、未だにタイラギ、アサリ等、資源の回復が図られていないなど、ナルトビエイによる二枚貝の食害は有明海再生に向けて大きな課題となっています。








当組合のアサリ母貝確保用の試験区です。
ナルトビエイの侵入を防止するため、コンポースで囲んでおります。