アサリ漁が好調。アサリ漁を視察にいらっしゃいました

5月26日(金) アサリ漁が好調です・・・・
ダイユウさんが、株式会社クラハシさんと、株式会社フジさんと一緒にアサリ漁を視察にいらっしゃいました。
川口漁協の5月のアサリ・ハマグリ取扱高は、
5月7日~13日(7日間):アサリ2,136ネット(12.5㎏入り)、10,481,847円
          ハマグリ243.4㎏、183,675円、
5月21日~27日(7日間):アサリ2,115ネット(12.5㎏入り)、10,548,222円
          ハマグリ267.3㎏、188,530円
でした。
   




アサリ漁を視察にいらっしゃいました

5月24日 熊本県漁連貝類共販指定商社のダイユウさんがお客様と一緒にいらっしゃいました。
アサリ漁が好調です!!
ということで、ダイユウさんが、千葉県漁連あさり事業所と、「食卓を笑顔に、地域を豊かに。」コープネット事業連合のバイヤーさんと一緒に、アサリ漁を視察にいらっしゃいました。
川口漁協産アサリは安心・安全!!
とっても美味しいですよー。
美味しい川口産アサリを食べて、
食卓を笑顔に、地域を豊かに。
   




アサリ漁が好調です!!
ということで、
こちらは5月22日、テレビ取材を受けている藤森組合長です。
アサリが採れると浜が活気づき、しぜんと漁師さんは笑顔になります。
当日の出場隻数は51隻、96名の漁師さんで、
アサリ359ネット(4,300㎏)、ハマグリ58㎏の水揚げでした。







トビエイの食害被害 テレビ朝日から取材

5月17日(水) 晴れ テレビ朝日から取材に来られました。

5月14日に実施した「アサリ貝の天敵ツベタ貝駆除作業」に興味を示され取材に来組、しかし、本日はあいにくの小潮で潮が引かず干潟がでません。残念・・・
しかし、アサリ貝の天敵といえば、トビエイの食害被害の方が大きいですよということで、早速、捕獲作業を見に海へ連れて行きました。

アサリ貝の天敵、トビエイ捕獲作業を5月15日から開始しています。トビエイはアサリ貝を自分の体重の30%から50%たべるそうです。
熊本県の水産研究センターがエイを水槽で飼育しアサリ貝を与えた結果、10㎏の体重のエイでアサリ貝を1日3㎏食べるという結果が出ています。

昨年の川口漁協の捕獲量は16,611㎏、
捕獲しなかったら単純計算で16,611㎏×3㎏=49,833㎏、
1日、49,833㎏のアサリが食害になっているという計算となります。

本日の捕獲量は7匹で約100㎏、海水温が上昇するにつれて漁獲量は多くなります。
多いときは1日で68匹、1,324㎏捕獲されたこともあります。(H28.6.24)
トビエイが集団で襲来するときは海面が上昇します。見た感じは驚異です。一瞬にして食べられると思われます。

アサリ資源を守る活動の一環として平成14年から捕獲作業を実施しています。
期間は海水温が上昇する5月から10月まで実施しています。
少なかったトビエイが多く回遊しているのは地球温暖化の影響❔
アサリ回復の兆しが見えていますので、今年もアサリ貝の天敵捕獲作業を全力で取り組んでいきます。

ちなみに・・・ レポーターの方が、可愛かったです。
       
















 
エイの胃内を見てみました。アサリ貝など色んな貝が入っています。
 


5月14日(日) ツメタ貝除去作業を実施しました。

ツメタ貝は巻き貝の一種で、アサリに一ミリ程度の穴をあけて中身を吸い取ってしまいます。

 こちらがツメタ貝(左から1個目と2個目)とサキグロツメタガイ(左から3個目)

こちらがツメタ貝の卵です。この一つの卵塊に3万個から5万個の卵が産み付けられています。潮が引いてこの卵塊を拾い上げ駆除していきます。


平成16年から継続で実施し今年で14年目。緑川河口域の3漁協(海路口・川口・住吉)の漁業者で作業を実施、今年は約300人の漁業者が参加、約200キロの卵塊を回収しました。

今年度は昨年の熊本地震により10cmから15cm程度、地盤が沈下しています。水位が下がらず、ツメタ貝の卵塊が見つけにくく、例年に比べ回収量は少なかったです。こんなところにも地震の影響が出ています。

藤森組合長は、地元の熊日新聞及び熊本県民テレビの取材に対して「アサリの漁獲量は九州北部豪雨により激減し、ツメタ貝除去や産卵期の操業短縮など資源管理を行い、やっとアサリ資源回復の兆しが見え始め、自然と組合員の笑顔も増えてきた。」と笑顔で答えていました。

※川口漁協の昨シーズンアサリ年間水揚げ129トン、今年は5月の一潮(7日間)で26トンの水揚げです。