アサリを守る活動

 トビエイ駆除事業を実施しております。有明海では近年、天然資源の漁獲量の減少や赤潮の多発による養殖業への被害発生などが発生しているが、この原因の一つとして漁場環境の悪化があげられています。このような中で、特にかって日本一の生産を誇ったアサリについては、最盛時の10%程度まで落ち込んでおりさまざまな原因の究明が行われているが、近年この一因としてトビエイによる食害があることが漁業者により指摘されるようになり、漁業者による試験操業でもトビエイの胃内容物から大漁のアサリが見つかっております。そこで、本事業によりトビエイを駆除し、アサリ資源の増大を図り、アサリ等二枚貝による水質及び海底の浄化機能を強化するために実施しております。



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 作業方法として、作業漁船で刺し網を数回設置し、網にかかったトビエイを水揚げ・収集し、陸揚げします。駆除したトビエイは処理場(または飼料会社)にて処分されます。


 川口漁協では、トビエイ駆除漁業者を専属で雇用し、アサリの食害を防止し、アサリの資源管理に努めております。このような地道な取り組みがアサリ復活に結びついております。本日の駆除したトビエイの匹数は40匹の総重量700kgでした。本年度は5月30日から作業を行っておりますが、実績としては1,012匹 7,250kgです。
出場しても全く獲れない日が多々ありますが、大切な資源を守るために頑張っております。