旬のアサリが採れ始めました!!

4月から6月まで美味しいアサリの最盛期です。今年は一昨年(平成19年6月)の風水害により、春に生まれた子供は流され、秋に生まれた子供ばかりが生き残っています。
なので、サイズは例年に比べて若干小粒ぞろいですが、産卵期を間近にひかえ肉味が一杯のプリプリの柔らかな、とてもとても美味しいアサリのこれからが最盛期です。
そのために殻(カラ)の生育が間に合わず、殻が割れやすいので注意が必要です。
これからアサリが旬に入りますので、各マスコミからの取材の対応も大忙しです。
こちらは、県政広報テレビ番組の取材のようすです。


 アナウンサーのきれいなお姉さんです。

 

美味しいアサリ味噌汁の作り方の紹介です。
先ず、アサリを買って来てください。(番組用は無償で提供しています。笑)
砂抜きをされていない場合は、水1リットルに対して食塩30グラムを入れ、5時間程度浸すとアサリから砂がきれいに抜けます。
今の時期は、身がぎっしり詰まっていて殻が割れやすいのでアサリはやさしく水で洗ってください。
おなべにアサリと水を一緒に入れ、沸騰してアサリの殻が開いたら味噌を入れ出来上がりです。技術指導は、橋本徳行組合員の奥様の暁美さんでした。
出漁前の忙しい時に、ご協力ありがとうございました。



 やっぱりきれいなお姉さんと、
藤森組合長です。

 
アサリについての真面目なお話です。
おいしく安全なアサリを安定して漁獲するための取り組み等の紹介で、「くまもと四季の魚」にも選ばれた春の味覚アサリをたずねて川口漁協に来たというストリーです。
アサリといえばご承知のとおり全国有数の出荷量を誇る熊本を代表する海産物です。
しかしその漁獲量は、ピーク時(昭和50年代)の15分の1と激減しています。
熊本県では、アサリ資源の安定した漁獲量と供給量を確保し、地域の活性化を図るため、さまざまな資源管理の取り組みを行っています。
県アサリ漁獲量の約30%~40%は川口漁協の組合員が漁獲しています。
それゆえに、藤森組合長の情熱は相当なものです。アサリ資源回復への取り組み、将来の展望も含めて、相変わらず熱く語られておられました。笑笑


 


ちょっと休憩です。
撮影用につくった美味しいアサリ味噌汁をみんなで食べておられます。

 
取材に協力していただいた組合員の方は、いそいそとアサリ採りのお仕事へ向かわれました。お疲れ様でした。




最後にクイズです!!
アサリの産卵は1年のうち、どの季節でしょうか?
①夏    ②冬    ③春と秋

答えは、4月27日(月)RKK熊本放送 午後7時50分~57分放送の「くまもと7ミニッツ」番組の最後にお知らせいたします。笑笑笑

 

緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました


平成21年3月24日(火)晴れ
緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました。

○目 的
日本書紀に「豊葦原瑞穂の国」と称されたように太古の昔からヨシ原と水田は日本の原風景でした。緑川河口のヨシ原も郷土の原風景として地域に親しまれてきました。このヨシ原は、良質で細めなヨシであるためにノリの製造に必要なミスとして全国で利用されてきました。しかし、安いプラスチック製品に押され国産のヨシの需要が無くなるとともに、手入れが滞り、疲弊しその浄化機能の低下などが憂慮されはじめました。  
そこで、良質の葦の生育、害虫の駆除などヨシ原環境の更生を目的に“緑川ヨシ焼き”を行うこととしました。今年で3年目になりますが、ヨシの新芽の発育を促す風物詩として定着することを期待しています。

○ヨシ焼き場所
  平木橋(緑川を渡る国道501号)周辺の中洲(赤い区域です。)
        

○主催 ヨシ焼きin緑川実行委員会 
代表者:川口漁業協同組合 代表理事組合長 藤森 隆美
※構成団体:畠口漁業協同組合、海路口漁業協同組合、
川口漁業協同組合、住吉漁業協同組合、網田漁業協同組合

○協力
国土交通省熊本河川国道事務所、緑川の清流を取りもどす流域連絡会、
社団法人熊本県青年塾、緑川河口地域ゴミ対策協議会、
熊本市、宇土市、富合町

○事務局 川口漁業同組合 福島 勉
      ℡(096)223-0006 FAX(096)223-2818

  






  

 先ず、3月13日に下益城郡益城町の株式会社杉本建設協力により、ヨシ焼き場所のペットボトル等の回収作業を実施しました。年々、流域住民の環境問題に対する認識は高まってきているとは思いますが、まだまだ、空き缶・ペットボトル等のポイ捨てがあるようです。
       




       

 

3月17日と19日に関係5組合の職員による、ヨシの下刈り作業を実施いたしました。

 





       

3月24日・午後0時30分 
藤森ヨシ焼き実行委員長の開会挨拶から始まり、来賓の田口宇土市長、林田代議士の秘書、熊本水産センター所長と言葉をいただき、委員長の着火号令によりヨシ焼きが開始されました。