ノリ養殖の季節の訪れを告げる「藤崎八幡宮 秋の大祭」

9月20日は熊本市の大きなイベント、秋の訪れを告げる「藤崎八幡宮 秋の大祭」が盛大に行なわれました。午前6時から随兵行列(ずいびょうぎょうれつ)がスタート、続いて60数団体一万数千人が飾り馬を奉納します。「ドーカイ、ドーカイ」と威勢のよい勢子たちの掛け声とラッパ・太鼓など鳴り物でにぎやかに行進なさ、熊本市を練り歩きます。
まだまだ暑いですが、この祭りが終わると日を追うごとに涼しくなり、ノリ養殖の季節がやってきます。









ホテイアオイ(タイワンナギ)等の水草撤去開始

9月17日、早朝よりホテイアオイ(タイワンナギ)等の水草撤去が開始されました。
漁場に流れ出ると水草がノリ網に絡んで芽をはがす等の被害を防ぐため、河川を管理する熊本県の補助を受け毎年実施しています。
「今年の夏は猛暑の影響を受け、水草がほとんどなく安心していましたが、気温が下がったここ数日間で例年以上に増えました。温暖化でノリが養殖できる期間が短くなっており、さらに水草被害も加われば死活問題となる。」と、地元テレビ局の取材に対し藤森組合長はコメントされておりました。






平成22年度の種付け日、 「10月20日以降の適水温」と決定

9月17日、熊本・佐賀・福岡の3県で協議が行なわれ、平成22年度の種付け日は、
「10月20日以降の適水温」と決定されました。

支柱漁場の養殖施設設置作業の風景

9月15日 支柱漁場の養殖施設設置作業の風景です。
本年度から中山直美さんがノリ協議会長に就任されました。この写真は中山直美さん親子の作業風景ですが、将来を背負う漁業後継者が順調に育っております。
しかし、写真でも分かるとおり、半そでシャツで作業をされておられます。
海水温は28℃のまま、まだまだ暑いです。




抽選会終了後、関係機関を交えて勉強会

9月7日 場所割りが終了したら抽選会を行ないます。
行使する区域は毎年一緒ですが、各生産者の行使場所は不公平が生じないように、くじ引きで行なわれ、次のとおり決定しました。
本年度は10名の生産者で、支柱漁場は208コマ・ノリ網2,496枚が張り込まれ生産が行なわれます。








抽選会終了後、関係機関を交えて勉強会を行ないました。
今年は猛暑の影響を受け9月半ばで海水温が28℃と高い状況で、熊本県水産研究センターの説明を真剣に聞き入っておられます。・・・結論 10月下旬採苗が望ましい。




支柱漁場の養殖施設設置作業

支柱漁場の養殖施設設置作業が始まりました。

熊本県のノリ養殖行使期間は、一部漁場によって多少行使期間が異なりますが、支柱漁場は9月1日から4月30日まで、浮き流し漁場は10月20日から4月5日までとなっております。

9月6日 場所割り風景です。
 場所割り用ロープを引っ張り、目印竹を建てていきます。