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- 1月 2013
西嶋海苔さんが、コープネットのバイヤーさんと一緒に海苔漁場視察
H24.1.24(木) くもり 「アカツキ海苔」の紹介
西嶋海苔さんが、コープネットのバイヤーさんと一緒に海苔漁場を見に来られました。
西嶋海苔さんといえば、川口漁協の「アカツキ海苔」を使用し、焼いたり、食品添加物・化学調味料を一切使用せず、自然のままの味付けを行なったりした商品を、加工・販売されており、10数年来のお付き合いをさせていただいております。
せっかくですので、「アカツキ海苔」の紹介をします。
特色は、①クロロフィルa、フィコエスリン、フィコシアニンの含量が多い。②乾海苔の光沢に優れている。③乾海苔の歯切れ良い。④乾海苔の甘味が強い。⑤乾海苔の香りが強い。という5つの特色が上げられます。
この品種は、東京大学の三浦昭雄教授によって開発育成され、母親がスサビ緑芽、父親がスサビ赤めで、乾海苔に求められている、「歯切れ」・「黒さ」の良さを追求し遺伝子改良が行われ、その結果「甘味」・「香り」がプラスされたもので、「うまいのりづくり」を目的に行っています。
「アカツキ海苔」は、すべて支柱漁場で養殖し、採苗→育苗→摘採→生産まで、一貫
した共同管理体制をとり、製品の統一化に努めています。また、「アカツキのり」養殖
場所についても、他品種混入を防止する為、「アカツキのり」養殖区域と他品種養殖
区域というように、区分けして養殖をしております。
漁場を視察後、生産者の加工場を視察されました。
せっかくですので、海苔が出来るまでを写真で紹介します。
1.生ノリを加工場へ圧送
2.攪拌タンク
ノリの鮮度を保ちます。
3.のり加工場
4.荒ゴミ取り機
攪拌タンクからポンプで送られてきたノリからゴミを取り除きます。
5.荒切り自動異物排出機能を装備した濃度調整タンクです。
ノリを荒切りし、ここでもゴミを取り除きます。
6.ナマ海苔異物除去洗浄機
さらにゴミを取り除きます。最新式のゴミ取り機です。0.14㍉の網目をノリが通ります。それ以上の物はゴミとして識別され除去されます。
7.良品タンク
3つの異物除去機を通過したキレイなノリをいったん入れます。
8.混生機
ノリを細かく裁断します。
9.真水洗い機
真水でノリをかき混ぜてます。
10.ナマ海苔濃度調整機
ノリをしく厚さを調整します。
一定量の水が流れていますので、その中にノリを入れます。
10.全自動海苔乾燥機
やっとノリが乾燥されます。
ミスの上にノリがすかれていますが、12,800枚のミスがこの乾燥機の中に入っています。1時間で約6,200枚乾燥が出来ます。
11.ウエットセンサー
乾燥されたノリは、まずここを通ります。濡れていないかチェックします。
12.ブラシ
ノリにブラシをかけます。
13.形状・異物選別機
送られてきたノリを一枚ずつ異物が混入していないか検査し、また、「穴」・「破れ」・「裂け」を選別します。
14.HP折曲機
10枚ずつ2つ折りにして100枚ずつ送り出します。
15.結束機と集積機
帯で結束して出来上がりです。