熊本放送局RKKラジオの「ミミーキャスター」がいらっしゃいました

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

平成22年1月5日

新年早々、かわいい お客様がいらっしゃいました。
熊本放送局RKKラジオの「ミミーキャスター」の宮川さん(写真右)と加納さん(写真左)です。

  ・・・・写真で見てわかるとおり「かわいい」です。藤森組合長(写真左)も私福島(写真右)も、
     顔がにやけています。



 

内容は次のとおりです。

宮川キャスター
今日は川口町の川口漁業協同組合におじゃましております。
昨日1月4日、海苔の初摘みが行なわれました。
今年初めての冷凍網による海苔の摘みとり作業がおこなわれました。
これで出来た海苔は、通称「一番海苔」という高級な海苔となるんです。
お話を川口漁協の福島さんにおうかがいします。

宮川キャスター
おはようございます。

福島
おはようございます。


宮川キャスター
冷凍網とは何ですか。

福島
海苔の生産には、秋芽網生産と冷凍網生産があります。
10月15日に種付けし、そのまま張り込む秋芽網生産と、いったん種をつけて冷蔵庫に入れ12月中旬以降に張り込む冷凍網生産があります。
海水温が低下し10℃前後と安定した漁場で生産しますので上質な海苔がとれます。


宮川キャスター
いったん秋に芽を付けた網を陸揚げして冷凍保存。
そして水温が一定したころに、また海につけるということですね。

福島
そうです。


宮川キャスター
昨日、そうやって出来たとれたての海苔が、乾燥海苔として今手元にあります。
だいたい20センチ四方の長方形なんですけど、とっても光沢があり、きれいですね。

福島
そうでしょう。色・つや、最高の海苔ができあがっております。


宮川キャスター
この時期にとれた一番海苔の特徴としてはどんなとこですか。

福島
一番摘みした若い海苔は、葉体が細いため乾燥して製品にすると互いに縮み合い小穴が開いたりします。

宮川キャスター
なるほど。太陽に透かしてみると向こうが見えますね。これをパリ、パリとしていただけますか。

福島
音がわかりますかねー。
「パリ、パリ、パリ」

宮川キャスター
美味しそう。食べてもいいですか。

福島
はい。どうぞ。


宮川キャスター
う~ん♪

福島
海苔の香りがですね。

宮川キャスター
福島さんに割っていただいたんですけど、それだけで、香りがフワ~とひろがりました。
口に入れると歯切れがいいというか、とけてしまいました。


福島
この初摘み製品は、とても柔らかく、たんぱく質等の栄養分も豊富に含まれ、香り・味もバツグンに優れております。


宮川キャスター
微妙に磯の香りというか、何かつけているわけではありませんか。

福島
まったく自然の味です。


宮川キャスター
とってもおいしいです。今年の生育状況はいかがですか。

福島
期待しております。おいしい海苔を皆様に食べていただきたいと思います。


宮川キャスター
そうですね。
ここで川口漁業協同組合・組合長の藤森さんにお話をうかがいます。
おはようございます。

藤森組合長
おはようございます。

宮川キャスター
生産者の方もお正月も返上で、今、お忙しいそうですけど、皆さんにエールをお願いします。

藤森組合長 
そうですね。うちは緑川の伏流水の、ミネラルがいっぱいの水で、おいしい海苔づくりに頑張っております。生産者も寒さに負けず頑張っておりますので、消費者の皆様もおいしい海苔を一枚でも買っていただきますよう、宜しくお願いいたします。

宮川キャスター
この一番海苔の初入札が1月12日にあるそうです。それ以降であれば早ければ私たちも食べられますね。

藤森組合長
そうですね。




ありがとうございました。