ツメタ貝の卵塊を回収

5月24日(日)・晴れ ツメタ貝の卵塊を回収に行きました。

ツメタ貝はアサリの天敵!!
熊本県水産研究センターの飼育実験によると1日当たりの捕食数は最大で2個といわれています。ツメタ貝の産卵期のピークは春で、この時期には干潟上に多くの卵塊が見られます。この卵塊は、その形から俗に「砂じゃわん」と呼ばれており、1つの卵塊には3~5万個の卵が含まれています。
ツメタ貝対策は直接駆除する以外はなく、アサリ操業時に混獲したツメタ貝は陸上に持ち上がり、「砂じゃわん」はこの時期に徒歩にて回収作業を行います。
この作業は平成6年から毎年実施しており、今回は、熊本市の海路口漁協45名、川口漁協85名、宇土市の住吉漁協65名が参加し、回収作業が行われました。

熊本日日新聞社の新人記者も特別参加!!
藤森組合長はニコニコしながら話をされていました。
コメント「アサリは年々減っているが、天敵のツメタ貝は減らない。今後も駆除を続けたい。」