ノリの種付けを開始 平成22年10月22日

ノリの種付けを開始しました。

10月22日・午前6時 漁船約20隻が一斉に出港し、約1.5km沖合の漁場へ向かいます。

到着したら、ノリ胞子が付いたカキ殻を落下傘に入れ吊るしたノリ網を、海面に広げていきます。

午前6時40分現在の水温は23.08度、比重は21.3σ15、季節風(北風)による波浪もあり種付けに適した海況です。

ちなみに前日(10月21日)の平均水温は23.25度、ここ数年、海水温が種付けに適した23度以下になる時期がずれ込み、漁期が短くなっています。

生産者の顔も引き締まり、今期生産に向ける意気込みが「ヒシヒシ」と伝わってきます。

順調に行けば、おいしい初ノリが11月22日ごろからと思われます。

藤森組合長は、お神酒(金粉入り)を各生産者一人一人のノリ網と養殖漁場に上げながら、今漁期の豊作と作業の安全を祈願していました。

















種付けの準備作業 通称:タネカキ入れ

10月21日 明日の種付けの準備作業 通称:タネカキ入れです

ノリ網を広げて、ビニールの袋(通称:ラッカサン)に、ノリの胞子が付いたカキ殻を入れます。





仕込みが終わったノリ網は、トラックに積み込み、漁船に積み込みます。




各生産者の作業風景
「親子、親戚、両隣」いっぱい集まって、「ワイワイ・ガヤガヤ」とにぎやかに行なわれました。