浮遊幼生調査

11月25日 本年度最後の浮遊幼生調査です。
川口漁協の内村さんと三洋テクノマリンの辻横さんです。
九州農政局事業「有明海特産魚介類生息環境調査」で、アサリとタイラギの浮遊幼生の調査です。
調査は、福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県と一緒に、5月から11月までの期間で月3~4回のペースで調査を行っています。熊本県の用船担当は川口漁協です。
調査方法は、各調査地点において、表層(水面下0.5m)、中層(塩分躍層下約1mもしくは1/2水深帯。但し、水深7m以浅の場合は採取しない、低層(海底面上1.0m)で海水をポンプで200L揚水し、浮遊幼生を採取する。採取した試料は、モノクローナル抗体による免疫彩色・酵素を用い、蛍光顕微鏡で発光した個体数を計測後、1㎥あたりの生息密度を算出しています。
ちなみに11月11日に実施したアサリの分府状況結果は、有明海8地点のうち6地点で出現しています。