ゴミ回収作業を開始



11月8日 ゴミ回収船を稼働させました。
ノリの摘採もまじかとなり、緑川河口ゴミ対策協議会(会長 藤森隆美)では漂流ゴミの回収作業を開始しました。作業は3月まで行われます。
今回は網田漁協の浜口組合長も同乗され、藤森組合長と一緒に、地元のKABテレビと熊本日日新聞に対して現状を説明されておりました。
藤森組合長は熊日新聞の取材に対し、「プラごみが非常に多い。ポイ捨てしたごみは最終的に海に流れ着くことを住民にもっと理解してほしい。」と話されていました。
※緑川は、ノリ・アサリ・ハマグリ等魚介類には豊富な栄養塩をもたらし、漁業者は恩恵を受ける反面、上流から流れてくる植物片、流木のほか、ビニール袋やペットボトル等の生活ごみ等の回収に苦慮しております。特にノリ生産期には、流木・水草・ヨシ・わら等が漁場へ流れ出るとノリ網に引っかり擦れて芽がなくなったり、また混入すると製品として出荷できず、漁場環境の悪化を招きます。
そこで、緑川流域や河口の漁協などへ呼びかけ、平成7年10月に「緑川河口ゴミ対策協議会」を発足させ、毎年、作業員を雇用しゴミの回収作業を行っており、毎年120㎥程度回収しています。