アサリ漁に一筋の光

9月25日 晴れ アサリ漁に一筋の光が見えてきました。

アサリの稚貝が確認されたという事でテレビの取材が行われました。
23年度にアサリ復活の兆しが見え始めた矢先に、九州北部豪雨にみまわれ親貝と稚貝が全滅し、産卵期に産卵量が激減しました。
対策として緑川河口域の3組合による、産卵期の9月と3月は一潮3日間操業、10月と4月は休業することによりアサリ資源の回復を図りました。
今年も不漁が続いておりますが、漁業者による取り組みと、行政による覆砂等の漁場造成事業により稚貝が確認されており、来春には漁獲サイズに達する見込みです。
藤森組合長は、「アサリ稚貝を見ると漁業者の活気が出でくる。今後も、禁漁期間を設けたり、保護区の設置、干潟の改良などにより資源回復に努めていく。」と力強くインタビューに答える反面、「何も手を加えないと漁場は荒廃する。」という有明海の現状も説明されていました。