水草の回収作業

10月3日(晴れ)、水草の回収作業が急ピッチで行われています。

9月26日開催の熊本県のり養殖生産安定対策推進協議会において、採苗開始日が、10月10日(金)の午前0時以降の出港とすると決定しました。ちなみに、川口漁協は10月10日の午前6時に出港いたします。

川口漁協では農業団体と一緒に最終落水の日程を調整いたします。落水が行われると、川の淡水が一斉に海へ流れ出て急激に比重が低下し、貝類に悪影響を与えたり、ノリの育苗環境を阻害する恐れがあります。

落水日程は、10月5日の夕潮と決定しましたので、それまでに水草を回収しなければ水草も一緒に海へ流れ出ます。

落水とは、田んぼの水を抜くことです。稲刈りの約10日前に行い、水を落として稲を乾かすことにより登熟を完了させるそうです。お米は開花してから約20日間で大きくなり、約35日頃に完熟し、これでお米が完成します。完成したら稲や土を乾かして稲刈りに備えるそうです。