春のおとずれを告げる、ヨシ焼きを実施

ヨシ焼きin緑川

今回で4回目、春のおとずれを告げる、ヨシ焼きを実施しました。

平成22年2月13日
 ヨシ焼き区域の下刈り作業と、ペットボトルの回収作業を実施。
 下刈り作業は、緑川河口域で漁業を営む5漁協職員(畠口・海路口・川口・住吉・網田)と、熊本県漁業協同組合連合会の応援を受け総勢10名で行ないましたが、背丈ほどに伸びたヨシを切る作業は重労働です。・・・見た目には下刈りをしなくても直ぐに燃えるように感じると思いますが、ヨシとヨシの間隔が空いているので、下刈りをしないと燃えません。
 ペットボトル等上流からの流出ゴミ回収作業は、例年、熊本県下益城郡城南町の「株式会社 杉本建設」さんが、ボランティアで行なわれます。・・・年々少なくなっていますが、未だに「ポイ捨て!!」されたペットボトルが多いです。燃やすときにダイオキシンが発生するので、事前に回収します。

 






 
平成22年2月22日
  先ず、実行委員長の藤森組合長が開会挨拶、次に関係機関(国土交通省、熊本県土木事務所、宇土市、熊本市など)の挨拶、そして事故がないようにお酒で清めて、午前11時にヨシ焼きが始まりました。
  ヨシは水辺に群生するイネ科の植物で、3月から4月に芽を出し11月から12月頃にはかれます。ヨシ原は水の浄化作用がありますが、手入れが滞り疲弊するとその浄化機能も低下すると共に、枯れたヨシが漁場に流れ込み、海への影響も懸念されます。
  漁協関係者、消防団など約100名が参加、昼食に川口産アサリ貝の味噌汁も振舞われ、和気藹々と交流も行なわれ、ヨシ焼き作業は午後3時ごろに終了しました。
藤森組合長は、環境問題の啓発につながればよい。ヨシの新芽の発育を促し、地域の春の風物詩となることを期待したいと述べていました。大変お疲れ様でした。