アサリ漁場再生への取り組みを紹介

アサリ・ハマグリ関係について
アサリ漁場再生への取り組みを紹介します。
覆砂した漁場は、アサリ浮遊幼生が着底し順調に成貝になるまでの生存率が他の漁場と比較し非常に高く、アサリ増殖の効果は確認されています。
しかし、数年前から覆砂用の海砂採取が困難となっており、アサリ漁獲高も減少の一途をたどっております。
そこで、その代材として砕石場からの砕石を細かく砕いて砂状にし、覆砂する取り組みを実施しました。



材料の骨材は、㈱隆勢(熊本県上天草町松島町)から無償でいただき、また、熊本県立大学の堤裕昭先生の協力を得て、覆砂した試験箇所の追跡調査を実施しています。
平成21年4月28日~29日にかけて覆砂作業を実施し、毎月調査を行なっておりますが、覆砂した区域と何もしてない区域では、着底・成長に大きな効果を与えていることが確認されています。
情報を聞きつけてテレビ局も取材にもこられました。

平成21年8月29日の取材風景です。













藤森組合長のコメント
昨年からアサリは不漁で気分が落ち込んでいましたけど、ちょっと明るい兆しが見え始めました。