緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました


平成21年3月24日(火)晴れ
緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました。

○目 的
日本書紀に「豊葦原瑞穂の国」と称されたように太古の昔からヨシ原と水田は日本の原風景でした。緑川河口のヨシ原も郷土の原風景として地域に親しまれてきました。このヨシ原は、良質で細めなヨシであるためにノリの製造に必要なミスとして全国で利用されてきました。しかし、安いプラスチック製品に押され国産のヨシの需要が無くなるとともに、手入れが滞り、疲弊しその浄化機能の低下などが憂慮されはじめました。  
そこで、良質の葦の生育、害虫の駆除などヨシ原環境の更生を目的に“緑川ヨシ焼き”を行うこととしました。今年で3年目になりますが、ヨシの新芽の発育を促す風物詩として定着することを期待しています。

○ヨシ焼き場所
  平木橋(緑川を渡る国道501号)周辺の中洲(赤い区域です。)
        

○主催 ヨシ焼きin緑川実行委員会 
代表者:川口漁業協同組合 代表理事組合長 藤森 隆美
※構成団体:畠口漁業協同組合、海路口漁業協同組合、
川口漁業協同組合、住吉漁業協同組合、網田漁業協同組合

○協力
国土交通省熊本河川国道事務所、緑川の清流を取りもどす流域連絡会、
社団法人熊本県青年塾、緑川河口地域ゴミ対策協議会、
熊本市、宇土市、富合町

○事務局 川口漁業同組合 福島 勉
      ℡(096)223-0006 FAX(096)223-2818

  






  

 先ず、3月13日に下益城郡益城町の株式会社杉本建設協力により、ヨシ焼き場所のペットボトル等の回収作業を実施しました。年々、流域住民の環境問題に対する認識は高まってきているとは思いますが、まだまだ、空き缶・ペットボトル等のポイ捨てがあるようです。
       




       

 

3月17日と19日に関係5組合の職員による、ヨシの下刈り作業を実施いたしました。

 





       

3月24日・午後0時30分 
藤森ヨシ焼き実行委員長の開会挨拶から始まり、来賓の田口宇土市長、林田代議士の秘書、熊本水産センター所長と言葉をいただき、委員長の着火号令によりヨシ焼きが開始されました。