トビエイの食害被害 テレビ朝日から取材

5月17日(水) 晴れ テレビ朝日から取材に来られました。

5月14日に実施した「アサリ貝の天敵ツベタ貝駆除作業」に興味を示され取材に来組、しかし、本日はあいにくの小潮で潮が引かず干潟がでません。残念・・・
しかし、アサリ貝の天敵といえば、トビエイの食害被害の方が大きいですよということで、早速、捕獲作業を見に海へ連れて行きました。

アサリ貝の天敵、トビエイ捕獲作業を5月15日から開始しています。トビエイはアサリ貝を自分の体重の30%から50%たべるそうです。
熊本県の水産研究センターがエイを水槽で飼育しアサリ貝を与えた結果、10㎏の体重のエイでアサリ貝を1日3㎏食べるという結果が出ています。

昨年の川口漁協の捕獲量は16,611㎏、
捕獲しなかったら単純計算で16,611㎏×3㎏=49,833㎏、
1日、49,833㎏のアサリが食害になっているという計算となります。

本日の捕獲量は7匹で約100㎏、海水温が上昇するにつれて漁獲量は多くなります。
多いときは1日で68匹、1,324㎏捕獲されたこともあります。(H28.6.24)
トビエイが集団で襲来するときは海面が上昇します。見た感じは驚異です。一瞬にして食べられると思われます。

アサリ資源を守る活動の一環として平成14年から捕獲作業を実施しています。
期間は海水温が上昇する5月から10月まで実施しています。
少なかったトビエイが多く回遊しているのは地球温暖化の影響❔
アサリ回復の兆しが見えていますので、今年もアサリ貝の天敵捕獲作業を全力で取り組んでいきます。

ちなみに・・・ レポーターの方が、可愛かったです。
       
















 
エイの胃内を見てみました。アサリ貝など色んな貝が入っています。