第1回の緑川水系下流部放置艇対策連絡会議

平成24年2月14日

第1回の緑川水系下流部放置艇対策連絡会議が行われました。
会議の構成者は、緑川河口地域漁業振興対策協議会、緑川漁業協同組合、熊本市水産振興センター、宇土市経済部、熊本県南警察署、熊本県宇城警察署、熊本県土木部、熊本県農林水産部、熊本県熊本土木事務所、日本小型船舶検査機構三角支部、国土交通省九州運輸局、国土交通省熊本河川国道事務所さんです。

緑川水系にて不法係留船や廃船が約300隻以上と報告され、藤森組合長は、廃船問題は漁業者の生命・財産を脅かしている。廃船が海に流出し漁船が衝突したり、漁網・漁業施設が破損するという事故が発生している。緑川は特殊な河川で、管理者が、国・県・熊本市・宇土市と場所によって異なり、縦割り行政の弊害で撤去が進まず、漁業者の訴えは数十年前からそのままの状態になっている、早急に対応願うよう要望しました。

9月までに放置艇の所有者調べを実施し、不足している係留・保管施設の増設や、代執行による撤去処分も検討し、当面は流出する恐れのある廃船を優先的に撤去すると決議されました。