のり生産者全員で河川内の清掃作業を実施

平成19年11月11日
のり生産者全員で河川内の清掃作業を実施しました。
海苔を育苗している漁場ですが、遠くから見ると赤い網、緑の網ときれいです。
しかし、近くに寄って見ると、タイワンナギ・ウォーターレタス等の水草が、海苔網に絡まっています。
この水草が海苔網に引っかかると、なかなか外れず、風波により、海苔の芽がこすれて、せっかく付いた海苔の芽が流れてしまいます。









河川管理者(国土交通省・熊本土木事務所)は主要河川に流出防止ネットを設置し、撤去作業を年何回となく実施されておりますが、地球温暖化による環境異変、特に今年は猛暑も重なり、水草(ウオーターレタス・ホテイアオイ)が異常に繁殖していました。

この水草は水の浄化作用を促進している一方で、海に流れ出れば、一変して漁業に悪影響を及ぼします。漁船のフロペラに絡まったり、魚網に引っかかったりと、やっかいな物です。