第14回緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました

令和2年3月5日、第14回緑川河口中州ヨシ焼きを実施しました。
新型コロナウイルスの関係で、開催をどうしようか迷いましたが、ヨシ原保全のため、実施しました。
例年なら、地元の小学生も参加し、元気な子供たちの声がヨシ原に響き渡りますが、今回はご遠慮いただき、ちょっとさみしい、ヨシ焼きとなりました。

実行委員長の藤森組合長が開会の挨拶。
まず最初に、昨年6月6日、ヨシ焼きIN緑川実行員会が、「長年にわたり漁港の美化に努める等漁港漁場の愛護運動の推進に寄与されました。その活動は全国の模範となるものでありここに敬意を表し表彰します。」と全国漁港漁場協会から藤森組合長が代表して表彰状を頂きましたので、構成団体の、澤村畠口漁協組合長、槌田海路口漁協組合長、山本住吉漁協組合長、浜口網田漁協組合長に表彰状のコピーを手渡しました。

恒例となっている挨拶。熊本市議会議員の沢田さまからはじまり、熊本土木事務所工務管理課長の松尾さま、県北広域本部水産課長の中尾さま、熊本市水産振興センター所長の東郷さま、宇土市農林水産課長の山崎さま、熊本県漁連第二部会長の川﨑さま、天明水の会長の西村さま、緑川河口干潟で貝類の研究をされている熊本県立大学生の小山さま、ヨシ刈り作業参加者を代表して、隆勢の岩崎さま、杉本建設の杉本さま、ありがとうございました。

挨拶が終わり、刈り取っているヨシに着火。
こちらも恒例となっているアサリ貝汁もふるまわれ、無事に終了しました。

コロナウイルスの関係で参加できなかった、河川管理者の国土交通省熊本河川国道事務所副所長 中元さまよりであいさつ文を頂いておりましたが、当日披露できませんでしたので、ここで披露します。
「まずは、第14回緑川中洲ヨシ焼きの開催、誠におめでとうございます。また、本日ご主催の関係漁協の皆様、ご参加の地域の皆様には、日頃から緑川の河川改修にご理解ご協力を賜りこの場をお借りし感謝申し上げます。さて、このヨシ焼きは、緑川河口域の原風景であるヨシ原を保全するとともに河川や海域の環境保全にも寄与する大変重要な取り組みです。特にこの中州は、太く、健全なヨシ原が広がっており、この活動の重要性をあらためて認識させられるものであり、我々河川管理者としても大変ありがたく思っております。川は山から海に繋がります。この様な環境保全の取組を緑川流域全体で共有していくことが重要です。この緑川河口域をはじめ、流域全体の発展のためわれわれ河川管理者の立場とし努力してまいりますので、引き続き宜しくお願い致します。なお、本日は、新型コロナウイルスの関係で、事務所としとイベント関係については内容や規模にかかわらずご遠慮させていただいております。大変失礼ではございますが欠席させていただいた次第です。最後になりますが、本日のヨシ焼きの成功と、本日ご参加の皆様のご検討を祈念して、ご挨拶とさせていただきます。」以上です。

3月2日から当日まで、下刈り作業及びヨシ集め、ヨシ焼き作業に参加された方々、大変お世話になりました。来年も宜しくお願い致します。
作業に参加された皆様方・・・村上工業(株)、(有)本道建設、(株)杉本建設、(有)八十建設、(株)南州土木、(株)西部開発、(株)雲仙建設、松本建設(株)、昇建設(株)、山本建設(株)、(株)明興建設、 (株)中内土木、(株)凰建設、東洋工業(株)、(株)橋口組、(株)ダイシン産業、(株)ハクショウ、(株)創輝建設、三州建設(株)、(株)宝建設、(株)隆勢、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所、熊本市水産振興センター、宇土市農林水産課、熊本県漁連、流域組合(畠口・海路口・川口・住吉・網田)、天明水の会、熊本市川口町と宇土市走潟の消防団員、川口二枚貝保全活動組織
ありがとうございました。

令和2年3月5日
ヨシ焼きin緑川実行委員会 代表 川口漁業協同組合 代表理事組合長 藤森 隆美


3月2日 草刈機でヨシ刈り作業
 







  
  
3月3日 ヨシ集め、ヨシ刈り作業
  




3月4日 ヨシ集め






3月5日 ヨシ集め ヨシ焼き