熊本市立川口小学校の子供たちが漁業について勉強

6月12日 10:00 
熊本市立川口小学校の6年生の子供たちが漁業について勉強にいらっしゃいました。

質問と回答です。

川口町でアサリやハマグリ漁が盛んになったのはいつ頃ですか?
昭和50年前後が一番ハマグリが採れていて、船が沈むほど採れていた。

川口町でアサリやハマグリがとれるのにはどんな条件が必要ですか?
川をきれいにする事と良い砂ではないと育たない。
緑川ダムができて、川の砂を採らせたので泥だけが海に流れて育たなくなった。

川口町で貝類以外でよく取れるものは何ですか?
熊本の魚(車エビ)昔みたいに採れてないが少しは採れている。
のり・組合運営の約70~80%を占めている。

1年でアサリやハマグリの取れる量はどのくらいですか?
平成29年度 アサリ(約185トン)・ハマグリ(約29トン)

どんな場所でアサリやハマグリよくとれますか?
海岸から約1k以内の砂

季節によって貝のおいしさは変わりますか?
時期によって変わる・産卵時期が一番おいしい。
アサリは4月と10月・ハマグリは7月頃が産卵期
とってよい貝のサイズはどのくらいですか?
アサリは殻幅13ミリ・ハマグリは殻幅17ミリ

一番取れていたころのアサリやハマグリの量はどのくらいですか?
組合で把握している分で、アサリは平成19年度の1,862トン・ハマグリも平成19年度
の166トンで、現在と比べると約10倍近く採れていた。

取れてた貝はどこに出荷していますか?
熊本漁連で入札があって、主に関東や関西地区へ運ばれるので熊本で食べられるアサリ貝はほとんど中国貝の可能性が高い。

一日の仕事時間はどのくらいですか?
出航から帰港まで約4時間~5時間で作業時間自体は2時間前後。

     









12:00 
3年生、4年生、5年生の子供たちの潮干狩り体験です。
校外学習として毎年恒例となっている潮干狩り体験で、25名の子供たちが参加されました。
当組合の漁業後継者クラブ員が主体となって行っています。