料理研究家 出倉秀男さんからお礼のお手紙


世界的に有名なシドニー在住の料理研究家 出倉秀男さんが川口漁業協同組合を尋ねてこられ、たしか、2008年の4月ごろだったと思いますが、当組合生産者の海苔つぐりに対する姿勢に興味をもたれたそうで、一緒に海へ連れていき、色んな話をした事を思い出しました。
後日、「お話をさせてもらうなか考えさせられることがたくさんあり、日々、日本で堅実に食生活の基を支えてらっしゃる姿に共感し、私も、国内外において食文化の向上と継承に尽くしていきたいと再確認しました。」とお礼のお手紙と、オーストリア、イギリスにて出版された本「Essentially Japanese」が送られてきました。
出倉さん ありがとうございました。







記念の1枚です。写真手前が出倉さんで、奥がわたくし参事の福島です。

ホテル日航熊本にて肥後ハマグリ祭り

肥後ハマグリ祭りに行ってきました。

10月1日から10月31日までホテル日航熊本にて開催されております。まだ、間に合います。
熊本はハマグリ生産量日本一を誇り、外殻の文様の美しさも定評があり、上品かつ濃厚な味は格別です。そのハマグリを和洋中のレストランシェフがそれぞれの調理法で提供されております。
もちろん川口漁業協同組合の生産者が採ってきた「天然ハマグリ」を使用しておられますので、美味しいのは当たり前です。




  
2階にある「セリーナ・フアウンテン」の肥後ハマグリの白ワイン蒸しです。
香りひきたち、濃厚かつ上品な味、とっても美味しかったです。

・ハマグリの健康効果
 低脂肪でコレステロールが少なく栄養豊富な食材です。血圧やコレステロールを下げ、肝機能の働きを高め解毒作用を促進する働きのあるタウリンを多く含んであります。また、貧血の予防となるビタミンB12や鉄、骨や歯の発育を推進させ骨粗鬆症の予防になるカルシウムなども多く含んでいます。
 貧血予防、肥満防止、生活習慣病対策、免疫力アップに、ハマグリは最適な食材といえます。

○問い合わせ先
                 ホテル日航熊本 熊本市上通町2-1
                 ℡ 096-211-1111


川尻神宮秋季大祭「年行事」奉納

今年は、川尻神宮秋季大祭「年行事」奉納の大役が川口地区に14年ぶりに廻ってきました。
この行事は古い歴史と伝統があり、漁業者を含めて地区住民が全員一丸と成りで執り行われました。
この祭りは10月17日から19日まで行なわれ、のり種付け作業と重なり大忙しでした。




10月19日早朝の行列写真です。
マイク片手に指示をしているのは藤森組合長です。行列を引きつれ、こちらも大忙しです。
藤森組合長は、豊漁と豊作を祈願し奉納をされたと思われます。
                           きっと明日はダウンされると思われます・・・・










2009年10月18日 熊本海苔の種付けの様子


川口漁業協同組合では10月18日夜明けより海苔の種付け作業をしました。藤森組合長が豊作と安全を願って海苔網に御神酒を捧げました。宝の海の神様よろしくお願いします。今年も最高の美味しい海苔を作ると全員笑顔で作業をしました。


ノリの種付時期を控え、水草除去作業開始

・平成21年9月10日
 ノリの種付時期を控え、例年どおり水草除去作業が開始されました。
 水草(ウオーターレタス・ホテイアオイ等)は水の浄化作用がある一方で、海に流出するとノリ網に絡んで目をはがしたり、漁船のスクリューに絡まったり等の漁業被害が発生します。
 対策として河川内に水草流出防止ネットを設置し、溜まった水草を回収しています。








回収した水草は、乾燥させて環境工場で焼却処分されます。
 ※藤森組合長のコメント
  水草だけではなく、家電製品やペットボトルなどの不法投棄ゴミも目立ち、河川や海への環境保全の協力を求めたい。
 近年の温暖化がこんなにかたちで現れて、今後が心配!!

ノリシーズン到来です!!生産者の作業風景

・生産者の作業風景
平成21年9月3日(木)
やっとノリシーズン到来です!!
到来といっても・・・支柱漁場の養殖施設の設置作業が開始されます。
先ず、生産者が漁場の場所割り作業を共同で行なわれます。
全員、今シーズンの豊漁を期待し、自然と笑みも出て、話が盛り上がっているようです。
 
 







場所割りが終了したら、翌日から設置作業が行なわれます。
 
 








 
 
今漁期の豊作を願い作業を見守る藤森組合長です。



熊本県の採苗日が「10月18日(日)午前0時以降の適水温」に決定

10月6日に開催されたノリ関係組合長会議で、熊本県の採苗日が「10月18日(日)午前0時以降の適水温」に決定しました。
 なお、佐賀県は10月18日の午前0時以降、福岡県は10月19日6時以降と決定されております。未だに順調な水温低下は認められていませんが、台風18号の通過に伴い、朝晩の気温低下が見られております。



アサリ漁場再生への取り組みを紹介

アサリ・ハマグリ関係について
アサリ漁場再生への取り組みを紹介します。
覆砂した漁場は、アサリ浮遊幼生が着底し順調に成貝になるまでの生存率が他の漁場と比較し非常に高く、アサリ増殖の効果は確認されています。
しかし、数年前から覆砂用の海砂採取が困難となっており、アサリ漁獲高も減少の一途をたどっております。
そこで、その代材として砕石場からの砕石を細かく砕いて砂状にし、覆砂する取り組みを実施しました。



材料の骨材は、㈱隆勢(熊本県上天草町松島町)から無償でいただき、また、熊本県立大学の堤裕昭先生の協力を得て、覆砂した試験箇所の追跡調査を実施しています。
平成21年4月28日~29日にかけて覆砂作業を実施し、毎月調査を行なっておりますが、覆砂した区域と何もしてない区域では、着底・成長に大きな効果を与えていることが確認されています。
情報を聞きつけてテレビ局も取材にもこられました。

平成21年8月29日の取材風景です。













藤森組合長のコメント
昨年からアサリは不漁で気分が落ち込んでいましたけど、ちょっと明るい兆しが見え始めました。




体験学習受入れ風景(大津高校 熊本県立大学)

体験学習受入れ風景です。
平成21年8月18日(大津高校)
      8月21日、9月4日(熊本県立大学)